近年、昭和レトロ風インテリアが再び注目を集めています。
とくに、賃貸でも工夫次第でレトロな部屋を再現できる点が魅力です。
そこで本記事では、初心者でも挑戦しやすい昭和風DIYの実践アイデアをご紹介します。
賃貸でも昭和レトロ風DIYが楽しめる理由と基本の考え方
結論からいえば、賃貸物件でも昭和レトロ風の部屋作りは十分に可能です。
なぜなら、原状回復に配慮しながらも雰囲気を変えられるアイテムが多数あるからです。
そもそも昭和レトロ風とは、昭和30〜50年代の暮らしを感じさせるデザインや色づかいを取り入れたスタイルのことです。たとえば、木目調の家具やすりガラスの照明、ミッドセンチュリー風の小物などが代表例です。そして、賃貸でも貼ってはがせる壁紙や床材、置き型の照明や家具などを活用すれば、壁や床を傷つけずに雰囲気を演出できます。
また、アナログ家電や古本、レトロな食器などを加えることで、より一層味わい深い空間になります。つまり、無理のない範囲で工夫すれば、日常にレトロな彩りを加えることができるのです。
昭和レトロ風DIYを成功させるためのインテリアの選び方
まず、昭和レトロ風DIYを成功させるためには、アイテム選びが非常に重要です。
というのも、色・素材・形状によって空間全体の印象が大きく変わるからです。色は山吹色やくすんだ赤、モスグリーンなど、どこか懐かしさを感じさせる落ち着いたトーンが効果的です。
さらに、木やガラス、アイアンなどの自然素材を使えば、より当時の雰囲気に近づけます。また、角のない丸みを帯びた家具や、タイル柄のコースターや小物入れなどもおすすめです。
加えて、レトロな見た目のLEDランタンやBluetoothスピーカーなど、現代の機能と昭和のデザインを融合させた製品を選ぶのも一つの方法です。このように、選ぶ楽しさと昭和らしさを兼ね備えたアイテムを取り入れることで、部屋づくりがより充実したものになります。
小さな賃貸空間でも昭和レトロ風DIYを叶えるコツと注意点
とはいえ、限られたスペースでは思うようにレトロ感を出すのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、まず「主役を決めること」が効果的な方法です。たとえば、ちゃぶ台風のローテーブルを中心に据えるだけでも、部屋の印象がガラリと変わります。
次に、窓や壁を活用して布製の暖簾やすだれを取り入れると、空間に奥行きが生まれます。
そして、小物を増やしすぎないことも重要です。なぜなら、昭和風といっても雑多になりすぎると逆にごちゃついて見えてしまうからです。
そのため、色合いや配置に工夫を加えることで、すっきりとした中にもレトロ感のある空間を作ることができます。また、重い家具や火を使う照明器具などは安全性に配慮し、必ず賃貸契約の範囲内で行うようにしましょう。
まとめ
このように、昭和レトロ風DIYは賃貸でも気軽に取り入れられます。
だからこそ、自分らしい空間づくりに挑戦する楽しみがあります。
まずは取り入れやすいアイテムから始めて、レトロな暮らしを少しずつ形にしてみましょう。