角部屋のメリット・デメリットと住み心地についてご紹介

角部屋に住むメリット・デメリットは?住み心地は実際どうなの? DIYのノウハウ

本ページはプロモーションが含まれています

甲子園口周辺の賃貸物件への引っ越しを考える際、「角部屋に住みたいな」と思われる方は多いのではないでしょうか?

角部屋は窓が多く開放的で、住み心地が良いことから大変人気を集めています。

ただし普通の部屋とは違った、角部屋ならではの注意すべきポイントもあります。

今回は角部屋に暮らすメリット・デメリットをご紹介します。
また、角部屋に向いている人やそうでない人についてもご紹介しています。

角部屋の魅力だけでなく、見落としがちな注意点も知った上で、後悔しないお部屋探しをしていきましょう!

角部屋とは?

角部屋の定義とは?

まずは「角部屋」の定義を確認しておきましょう。

角部屋とは、マンションやアパートの各フロアで、一番端に位置している部屋のことです。

角部屋には2種類あります。

一つが部屋の片側が廊下の端に位置し、反対側が隣室と接している部屋です。

もう一つは廊下がL字になっていて、屈折部分にあたる部屋も角部屋になります。

他の部屋と接する面が少なく、複数の方角に窓を設けているのが角部屋の大きな特徴です。

この角部屋の特徴が、住む人にとってメリットとなることが多いのです。

角部屋と中部屋で家賃は変わる?

角部屋と普通の部屋の家賃の違いは?

角部屋と普通の部屋で、家賃に差があるのかも気になりますよね。

メリットが多い角部屋は人気が高い分、数千円プラスになっていることが多いです。

人気エリアになると、数万円単位で家賃に差が出ることもあります。

ただし物件によっては普通の部屋と同じ家賃になっているケースもあり、一概に家賃アップになるわけではありません。

家賃に影響を与える他の事由として、立地条件や部屋の広さ、階数など様々な項目があります。

そのため、差額分の価値があるのか「角部屋」という点以外でも住み心地を比較して、検討することが大切です。

角部屋のメリットは?

角部屋は人気が高く、家賃をプラスした設定が多いことがわかりました。

ここからは、実際に角部屋にはどのような魅力があり人気を集めているのか、6つのメリットをご紹介します。

日当たりが良い

日当たりの良さは、角部屋のメリットとして皆さんが最初に思いつくことかもしれませんね。

普通の部屋に比べて窓が1~2面多く設けられていることから、部屋全体が明るくなります。

ただし窓の方角や周囲の環境によって、角部屋でも日当たりが悪くなることもあります。

日中の内見で、事前に日当たりの状況を確認しておくと安心です。

風通しが良い

風通しが良い

角部屋の特徴である窓の多さから、風通しが良いこともメリットのひとつです。

たくさんの窓で換気することができるため、カビなどの心配も少なくなります。

風通しの良さから、「冷房がなくても過ごせる」「洗濯物がよく乾く」といった住民の声もあります。

効率良く換気でき、室内で気持ちよく過ごせることは、角部屋ならではの住み心地の良さといえます。

隣室との騒音トラブルが少ない

騒音に関するトラブルは、集合住宅に住む入居者間で最もよくある問題です。

隣室との接地面が少ない角部屋は、両側に部屋がある場合と比べると、響いてくる生活音も半分になります。

反対に自身の住む部屋からの生活音も響く隣人が少なくなり、騒音トラブルが起きにくくなるでしょう。

ただし上下階の部屋に対しての騒音リスクは、普通の部屋と変わらないため、配慮は忘れないでおきたいですね。

玄関前の人の往来が少ない

玄関前の人の往来が少ない

マンションやアパートでは、住民以外にも管理人や宅配ドライバーなど、多くの人が廊下を通行します。

廊下の奥に位置する角部屋なら玄関前が通り道にならず、人の往来が少なくなるためプライバシーを確保しやすくなります。

廊下側の個室を寝室にしている場合、夜に廊下を歩く人の足音で目が覚めてしまう、といったお悩みも少なくなるでしょう。

ただし廊下の一番手前に位置している角部屋については、このメリットはありませんのでご注意ください。

部屋が広い場合がある

部屋が広い場合がある

階の端に位置する角部屋は、普通の部屋よりも専有面積が広いことが多くあります。

そのため、部屋そのものが広かったり、間取りに収納が多く設けられていることもあります。

普通の部屋と間取りが異なるケースもよくあるため、同一建物で空き物件が複数あれば、普通の部屋と角部屋を比較してみるといいですよ。

バルコニーが2つの方角についている場合がある

バルコニーが2つの方角についている場合がある

角部屋は建物の角にあるため、2つの方角にベランダ・バルコニーを設けている物件もあります。

ベランダやバルコニーが複数あることで、洗濯物を干す以外にも、家庭菜園やガーデニングを楽しむことができます。

椅子やテーブルを置いてコーヒーを楽しむなど、趣味のスペースとして活用するのもいいですね。

景色の良い場所なら最高の過ごし方ができ、住み心地抜群であること間違いなしです。

角部屋のデメリットは?

一見するといいこと尽くめの角部屋ですが、一体どんなデメリットがあるのでしょうか?

ここからは、角部屋のデメリットについて考えていきたいと思います。

外の騒音・人の視線が気になる

角部屋は隣室との接する面積は少ないですが、建物の外からの騒音が気になる可能性があります。

道路に面していた場合、自動車の走行音や通行人の声などが響きやすくなります。

また1階などの低層階は、他の建物の上階や真横から見えやすいといったデメリットもあります。

内見の際に部屋からの景色を確認し、視線が気になる部分がないかを確かめてみましょう。

そして入居後は、遮光カーテンやガラスフィルムで目隠し対策をするとより安心です。

気温の影響を受けやすい

気温の影響を受けやすい

角部屋は窓が多いという特徴から、夏は暑く、冬は寒くなりやすい傾向にあります。

窓は断熱性が低いため、夏は気温の影響をもろに受けてしまいます。

また角部屋は、上下左右に部屋がある場合に比べて冷暖房の効率が落ちてしまうことが多く、冬は暖房の熱が逃げやすくなります。

エアコンに加えて、遮熱・遮光カーテンを活用するといいでしょう。

家具の配置が難しい

窓が多く設置されている分、壁面が少ないのも角部屋の特徴のひとつです。

窓側に大きな家具を設置すると、角部屋のメリットを感じられなくなってしまうため、家具の配置に悩んでしまうこともあるでしょう。

また長方形や正方形が多い普通の部屋に対し、角部屋は変則的な部屋の形になっていることがあり、ラグマット等の配置に困る可能性もあります。

既存の家具やインテリアの配置ができるかどうか、サイズ感を入居前に確認しておくといいでしょう。

犯罪の標的にされる可能性がある

犯罪の標的にされる可能性がある

廊下奥の角部屋は、住民の目に触れにくいことから、空き巣等の犯罪の的になってしまうケースがあります。

また角部屋の外壁には雨どいが設置されていることが多く、侵入や逃走の経路として使われてしまうこともあるのです。

内見の際には室内だけでなく、死角となる場所ないか周辺環境にも目を向けることが大切です。

入居後にはガラスフィルムを貼ったり、防犯アラームを用意しておくなど、防犯対策をしておくと安心ですね。

角部屋が向いている人・向いていない人の特徴は?

角部屋のもつメリット・デメリットを踏まえた上で、角部屋に向いている人・向いていない人をまとめました。

当てはまるかどうかチェックしてみてください。

角部屋が向いている人

  • 日当たりや風通しの良さを重視する人
  • 騒音トラブルを避けたい人
  • プライバシーを確保したい人

角部屋が向いていない人

  • 家賃を抑えたい人
  • 家具の配置にこだわりがある人
  • 防犯意識の高い人

やはり角部屋最大の魅力である日当たりや風通しの良さを求める人には、角部屋を強くおすすめします。

なるべく高層階の角部屋を選ぶことで、より角部屋の魅力を味わえることでしょう。

そして騒音トラブルをできるだけ避けたい人や、プライバシーを重視する人にも適しているといえます。

引っ越しには労力とコストがかかるため、できるだけ住民トラブルのリスクが少ない環境で長く住みたいですよね。また在宅している時間が多い人も、角部屋のような快適な住み心地を優先した方が良いでしょう。

ただ、家賃が割高になることが多いため、家賃をできる限り抑えたい人にはあまり向いていません。

また物件にもよりますが、家具やインテリアの配置にこだわりがある人にとって、角部屋の間取りはレイアウトしづらく、不向きかもしれません。

防犯面への意識が高い人も、なるべく角部屋は避けた方が、部屋への視線や不法侵入などのリスクが軽減できそうです。

メリットもデメリットも含めて角部屋を選ぼう!

メリットだけが先行しがちの角部屋ですが、デメリットも理解しておけば入居後も快適に住めることでしょう。

デメリットとされる部分も、考え方次第ではポジティブに捉えることもできます。

今回の記事を参考に、住環境での優先順位を考えて、あなたにあったお部屋探しをしてみてください。

住み心地の良い角部屋での新生活を応援しています!

タイトルとURLをコピーしました