賃貸DIYでダサくならないインテリアのコツとは?

賃貸DIYでダサくならないインテリアのコツとは? 実際にあった賃貸のダサいDIY

賃貸住宅でDIYをするときに気になるのは、部屋がダサくならないかということではないでしょうか。せっかく自分の好みに合わせてインテリアを変えても、退去時に原状回復できないとトラブルになったり、火災や防音の問題が起きたりする可能性があります。そこで、この記事では、賃貸DIYでダサくならないインテリアのコツをご紹介します。失敗しない方法とおすすめのアイテムを参考にして、自分だけの素敵な空間を作りましょう。

内装制限を確認する

賃貸住宅でDIYをする前に、必ず内装制限を確認しましょう。内装制限とは、建築基準法や消防法、都道府県の火災予防条例などで定められた、壁や天井に使える材料の防火性能の基準です。内装制限がある場所では、不燃材料や準不燃材料、難燃材料などの燃えにくいものを使用しなければなりません。内装制限があるかどうかは、物件の構造や規模、場所、部屋番号によって異なります。内装制限を調べる方法としては、以下のものがあります。

・大家さんや管理会社に聞く
・「賃貸DIYガイドラインver.1.1」を参考にする
・一級建築士に相談する

内装制限を守らないと、火災が発生した場合に自分や他人の命や財産に危険が及ぶだけでなく、罰則もあります。また、内装制限がある場所ではビス打ちも禁止されています。ビス打ちが可能かどうかも確認しておきましょう。

原状回復できる範囲で工夫する

賃貸住宅でDIYをするときは、原状回復できる範囲で工夫しましょう。原状回復とは、退去時に部屋を入居前の状態に戻すことです。原状回復できないDIYをしてしまうと、退去時に修繕費用や損害賠償を請求されたり、訴訟に発展したりする可能性があります。原状回復できる範囲で工夫する方法としては、以下のものがあります。

・貼って剥がせる壁紙やマスキングテープを使う
・突っ張り棒や棚板など内装制限にかからないものを使う
・DIY可や原状回復不要の物件を探す

貼って剥がせる壁紙やマスキングテープは、100円ショップやDIY材料店で手軽に入手できます。色や柄も豊富なので、自分好みの雰囲気に変えられます。ただし、火災予防のためにガスコンロやコンセント周りには使用しないように注意しましょう。突っ張り棒や棚板は、天井と床に挟んだり壁面に取り付けたりして収納スペースを増やしたり間仕切りを作ったりできます。見せる収納や有孔ボードを使ったディスプレイもおすすめです。DIY可や原状回復不要の物件は、最近少しずつ増えています。SUUMOなどのお部屋探しサイトでも「DIY可」で検索できます。穴あけOKやペンキ塗りOKなど条件は物件ごとに異なりますが、自由度が高く楽しめます。

センスのいいアイテムを選ぶ

センスのいいアイテムを選ぶ

賃貸DIYでダサくならないインテリアのコツは、センスのいいアイテムを選ぶことです。家具や雑貨は自分好みに合わせて選びましょうが、色や形・大きさ・素材・柄・数・配置なども考慮してバランスよくまとめましょう。センスのいいアイテムを選ぶ方法としては、以下のものがあります。

・インターネットや雑誌で参考になるインテリア例を探す
・テーマカラーやコンセプトを決めて統一感を出す
・お気に入りの一点物や手作り品を取り入れる

インターネットや雑誌では、「賃貸DIY」というタグやキーワードで検索すればたくさんのインテリア例が見つかります。RoomClipやInstagramでは実際に住んでいる人たちが自慢したくなるような素敵な部屋写真を公開しています。自分好みのインテリア例を見つけて真似したりアレンジしたりしてみましょう。テーマカラーやコンセプトを決めて統一感を出すことも大切です。

色は暖色系か寒色系か明るめか暗めか統一すると落ち着きます。形・大きさ・素材・柄はバラバラでも同じ色味だとまとまります。逆に色はバラバラでも同じ形・大きさ・素材・柄だと統一感が出ます。数は奇数より偶数のほうが安定感があります。配置は対称より非対称のほうが動きが出ます。

お気に入りの一点物や手作り品を取り入れることもおすすめです。市販のものとは違って、自分だけのオリジナルなアイテムを作ることができます。例えば、木箱や段ボールを使って収納ボックスを作ったり、布やレースを使ってカーテンやクッションカバーを作ったり、写真やポスターを額に入れて壁に飾ったりできます。手作り品は、自分の好きな色や柄やサイズにカスタマイズできるだけでなく、手間ひまかけた愛着のあるものになります。

まとめ

賃貸住宅でDIYをするときに気になるのは、部屋がダサくならないかということではないでしょうか。せっかく自分の好みに合わせてインテリアを変えても、退去時に原状回復できないとトラブルになったり、火災や防音の問題が起きたりする可能性があります。そこで、この記事では、賃貸DIYでダサくならないインテリアのコツをご紹介しました。失敗しない方法とおすすめのアイテムを参考にして、自分だけの素敵な空間を作りましょう。

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